自分の心が動く家の写真や内装の写真を集めてみて、
・土間で生まれる時間が好き
・大階段に家族が集まる景色が好き
・コーヒーを淹れる静かな朝が好き
私が「好き」なものはたくさん集まりました。
自分がどんな時間を大切にしたいのか。
どんな暮らしに心が動くのか。
少しずつ見えてきました。
…それなのに。
なぜ、家を建てたいのか。どんな家をつくりたいのか。
その答えだけは、まだ見つかっていませんでした。
「好き」なものはたくさん集まったのに、なぜか家づくりの軸が見えてこない。
パズルのピースだけが散らばっていて、完成図が見えないような感覚でした。
だから私は、一度立ち止まることにしたのです。
家づくりにおける私たちの現在地
家づくりにおける私たちの現在地は、ハウスメーカーや工務店を選ぶ。ここです。
「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」そう考えることもできました。
しかし、ここで私のコンパスがぐるぐると回り始めるのです。
「そもそも、たくさんの住宅会社がある中で、いったいどこに行けばいいんだろう」
家づくりを検討する人の多くが、最初にぶつかる壁かもしれません。
ハウスメーカー、工務店、、ビルダー、設計事務所
たくさんの選択肢がある。その中でどこを選べばいいのか分からない。
私も同じでした。
「自分の建てたい家が見えていないまま、たくさんの選択肢の中に飛び込んでしまったら、誰かの”正解”に流されてしまうのではないか」
本当に欲しいものを見失ったまま、家づくりが進んでしまう。
それがなんだか怖かったのです。
パズルのピースを並べる
まずは、自分の建てたい家を頭の中で完成させてみよう。
そうすれば、おのずと自分に合った住宅会社が見えてくるかも。
そう考えて、集まった「好き」のピースを拾い集めてみることにしました。
自分の憧れる暮らしや、好きな家の写真や風景を
何度も見返して、自分の心と対話しました。
少しずつ理想が形になっていく。そういう不思議な感覚でした。
私が本当に欲しかったもの
「なぜ家が欲しいの?」
「なぜ、設備ではなく、空間にこだわるの?」
そうやって自分の心とたくさん対話しました。
その中で、ふと自分に問いかけました。
「ヌックではどんな風景が頭に浮かぶ?」
私の答えはすぐに出ました。
家族がヌックに腰掛けて、顔を合わせて笑い合っている姿。
同じ空間で同じ時間を共有する家族の姿でした。
そこで、気づいたのです。
私が本当に欲しかったものは、「家」ではありませんでした。
「安心」でした。
家族が安心して帰ってこられる場所。
安心して本音を話せる場所。
外でどんなことがあっても、
「ここに帰れば大丈夫。」
そう思える場所。
~家族が自然と集まる。帰ってきたくなる家~
家づくりのコンセプトが生まれた瞬間でした。
コンセプトブックは家づくりのスタートライン
コンセプトが決まると、不思議なことが起こりました。
今まで見えていなかったものが、少しずつ見えてきたのです。
「どこの住宅会社に行けばいいんだろう」
と迷っていた私でしたが、コンセプトが決まると、
「私たちの思いを理解してくれる会社はどこだろう」
という視点に変わっていました。
会社を選ぶための軸が見えたのです。
私たちの家づくりへの思いを言葉にしてまとめたもの。
それが、コンセプトブックでした。
それは単なる要望書ではありません。
私たち家族の価値観をまとめた人生の設計図だったのかもしれません。
コンセプトブックが完成したとき、
ようやくスタートラインに立ちました。
行くべき方向が見えたからです。
このコンセプトブックという名の”人生の設計図”を持って、
胸を張って住宅会社へ向かいたいと思います。
もし家づくりの途中で迷ったら、まずは自分の「好き」を集めてみてください。
コンセプトブックは、家の設計図より先に、
自分自身の心の設計図を見せてくれるかもしれません。
「コンセプトブックについて、もっと知りたい方へ。」
➤コンセプトブックとは?家づくりの前に作りたい「暮らしの設計図」


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