娘の時間割表を見て、ふと手が止まりました。
「もちもの:横断バッグ」
……横断バッグ?
え?何それ(笑)
しかも先生からの説明はない。
ということは、みんな知っている前提ってこと…?
静岡に来て知った謎の黄色いバッグ。
娘の入学式で配られた黄色いバッグ。
どうやらこれが「横断バッグ」というらしい。
宮崎で生まれ、30年以上宮崎で過ごしてきた私は、
「入学のお祝いで配布される記念品」のバッグなんだろう。
記念品のバッグ=使うか使わないかは自由。くらいの感覚でした。
せっかくだから……と娘に持たせていましたが、
まさかこの黄色いバッグが、静岡の小学生にとって当たり前の存在だったとは。
というのも、その横断バッグ、どうやらご当地アイテムらしいんです。
静岡県の多くの地域では、新学期になると学校から一括購入の案内が配られたり、
指定の文房具店でみんなが同じものを買ったり、
クラスの多くの子どもたちがこのバッグを持って登校するらしいです。
そして面白いのが、静岡育ちの人にとっては、ランドセルや上履きと同じ
「学校生活に不可欠なセット」として体に染みついているため、
全国共通のアイテムだと信じて疑わない人がほとんどらしいのです。
つまり横断バッグは、静岡県では超定番のローカルアイテム。
静岡で育った人にとっては、当たり前すぎる存在なのです。
宮崎から移住してきた私は、時間割表に当たり前のように固有名詞で表記されている、
この「横断バッグ」の正体がご当地アイテムだということを知って、
ただの記念品のバッグから、一気に気になる存在へと変わりました。
入学してからしばらくは、なんとなく持たせていた記念品のバッグ。
そして数か月後。
時間割表の持ち物欄に、当たり前のように書かれていた文字。
「もちもの:横断バッグ」
そこで、思ったこと。
「……処分しなくてよかった〜。(苦笑)」
そして次に思ったこと。
「え、長女の分も欲しいんだけど。」
まさか、処分候補だったバッグを「もうひとつ欲しい」と思う日が来るとは🤣
他にも移住してきて、たくさんの文化の違いや発見がたくさんありました。
移住してきたからこそ見つけられた、小さな「気づき」。
これからも少しずつ書き綴っていこうと思います。


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