移住して驚いたこと|ゴミ袋に名前を書く文化

暮らし

移住して、初めてのゴミ出しの日。

手に持ったゴミ袋を見て、私は固まりました。

「……名前、書くの!?」

え、待って。

個人情報ー!

プライバシーー!!!

私が移住した地域では、ゴミ袋に名前を書くルールがありました。

私にとって今まで経験したことのない地域ルールでした。

私が今まで住んでいた地域では、ゴミ袋の中身が見えないように新聞紙で包んでいる人もいました。

「見られないようにする」

という感覚が、自分の中で当たり前だったのです。

だからこそ、名前を書くというルールを知ったときは衝撃でした。

今ではゴミ袋に名前を書くことにも慣れました。

最初は「え!?」と思ったゴミ出しのルール。

ゴミ袋に記名することで、誰が出したものか分かる。

もし分別が間違っていた場合も、声を掛け合うことができる。

それは、地域全体で環境を守る仕組みにもつながっているのだと思いました。

その土地で暮らしていくうちに、それは単なる「監視」ではなく、

その土地なりの信頼関係や、地域で暮らす人同士のつながりを守る仕組み

なのかもしれないと感じるようになりました。

なお、事情があって記名が難しい人向けに、氏名の代わりに「記号」をつかう申請制度があるようです。

”見えないように守る”が当たり前だった私が”名前を書いて地域で守っていく”という文化に出会った瞬間でもありました。

当たり前が変わるという不思議な感覚。

戸惑った「違い」が、いつの間にかその土地を知るきっかけになる。

移住してきたからこそ出会えた、不思議で面白い発見です。

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